
夢ってなんだろう。やりたいことってなんだろう。自分に向いてる仕事ってなんだろうと日々考えていました。そんなときマズローの欲求5段階仮説を読み直して気づいたことがあったのでメモしていきたいと思います。
みなさんも私生活の中で「マズローの欲求5段階仮説」を聞いたことがあるのではないでしょうか?
なくても欲求には5段階あるんだよ。という話程度は聞いたことあると思います。
結論
夢がない人、やりたいことが分からない人は外堀から固めるとやりたいことが見つかることもあるようです。
この外堀について説明するためにまずはマズローの欲求5段階仮説から説明していきたいと思います。
マズローの欲求5段階仮説とは
図で表すとこんな感じになっています。
下から順に大切な項目になっています。
1つづつ簡単に解説していきます。
生理的欲求
これは食欲・睡眠欲・性欲になります。
これらは人間が生きていく上で必要になる根源的な欲求であり、一番動物的な欲求になります。
安全の欲求
これは安全に生活できる環境を求めることです。
例えば経済的に問題なく暮らしたい。
健康を維持して生活したいなどです。
これも動物的な欲求に近いと言えます。
社会的欲求
これは集団に所属したいという欲求です。
家族や友達といった輪の中に自分の存在を置きたい。
所属することの満足感を求めるものです。
これは動物にも見られますが、人間的欲求に近づいてきています。
承認欲求
これは集団から自分を認めてもらいたい。凄いと言われたい。存在価値を認めてほしい。
現代ではその代表格としてSNS、特にInstagramがあげられますね!
これは人間的欲求の代表格でしょう。
自己実現欲求
自分のもつ可能性を発揮したい。
最大限に自分を活用したい。
何かを成しえたい、歴史に名前を残したいなど。
自分と欲求について
生理的欲求
生理的欲求については、日本人においてクリアできてない人はほぼいないと思います。日本に生まれた時点で「ラッキー」だと思っています。
安全の欲求
安全の欲求については、もう少し経済的に余裕ができたら嬉しいですが、まだパデルという花の開かないスポーツのコーチをしている以上、仕方の無いことだと思っています。
ただ1人で自立して暮らしていける程の収入があるので、この欲求についても満たされているのかなと思います。
また好きな仕事をしているのでストレスも少なからずはありますが、以前の仕事に比べて遥かに少なく職場に行きたくないと思うことはありません。
社会的欲求について
社会的欲求については、家族も健康であり仲が良いです。また月に1度焼き肉に行く友達や、平日でも一緒にゲームしながら笑い合う友達がいるので寂しさを感じたことはありません。
承認欲求について
承認欲求については、SNSでキラキラ生活をUPするタイプではありませんが、以前の会社を辞めてから、次に考えた仕事が「教師」「日本語教師」でした。そして結局就いた仕事が「パデルコーチ」です。
これらに通ずるのは「教える」という点であり、立場上承認されやすい職を求めていたのかなと思います。
外国人に日本語を教える日本語教師は難しい仕事でしたが、日本語が喋れるだけで「先生すごい」と言われるような環境だったので、実際に承認欲求は満たされていました。
(母国語を喋れるあなたたちも十分凄いけどね!)
パデルコーチも技術を身に付け、しっかり伝えることができればレッスン生との間に信頼が生まれます。
話をしっかり聞いてくれて質問などをされると「信頼されている」と感じ承認欲求がみたされていると思います。
嫌味に聞こえるかもしれませんが、このように現時点で私は承認欲求までは満たされているわけです。
そして夢がみつかる
以上のように承認欲求まで満たされると、どうしたことでしょう。
いつの日からふと「自分のパデルコート、パデル施設が欲しい」と思うようになりました。
人間は欲深い生き物ですね…
このタイミングでマズローの欲求5段階仮説を読んで、あぁ自分は今こういう状況にいるんだな。と実感しました。
人によっては生まれた時からパイロットになりたいんだ!サッカー選手になりたいんだ!と思う方もいると思います。
ですが私のように「特にやりたいことはないなぁ」「夢ってなんだろう」と思って過ごしている20代、30代の方も多いのではないでしょうか?
そういった時は遠回りに感じるかもしれませんが5段階欲求の下から順に、外堀から固めるようにクリアすることで自然と夢が湧き出てくることもあるようです。
仕事柄、怪我をしてしまうと一気に崩壊してしまう不安定な状態なのでしっかり基盤を固めて行きたいですが…
何十年か先に自分の夢が叶えられるように、下積みしていきたと思います。
みなさんも夢がない!やりたいことがない!という方は5段階欲求の下から順にクリアしていくと自然とやりたいことが見つかるかもしれません。
それでは今回はこのへんで ちゃお!